野田凪展


野田凪展へ行ってきました。
2008年、丁度お友達とわいわい集まって話していた時に、そういえばあの野田凪さん、突然亡くなったんだってね、と聞いて、素晴らしい才能が…まだまだ脂が乗っているのに…ととても残念に思い、悲しい気持ちになりました。

改めて、過去の広告の作品、デザインなどが集結した展示を見るとその素晴らしさに驚きます。
最近こういう毒のあるような、ガーリーな広告を見ない。そうだ、野田凪が居ないから…。と誰しも思ったのでは無いでしょうか。

このハーフ&ハーフの動物もとっても愛らしいし、へんてこ。でも一度見たら忘れないキャラクター。

きっと初めて野田凪を見たら、ヤンシュバンクマイエル・ガーリー版といった感じに映るのでしょうが、
毒っけや一瞬気味が悪そうなところと可愛い女の子を組み合わせるのは野田凪ならでは。それを面白い、と思わせる。見ている側の心を揺さぶる力があるクリエイターの証なのでしょう。



どれも一度は目にしている広告でした。…あぁとても残念だ、と心の中で嘆いてしまいます。
この展示は見に行って良かったな〜と、寂しくなる展示でした。