金沢に朝の8時に到着。
金沢にいられるのは2時までだからとことん楽しまないと、
という欲張りな思いがむくむく、けれどまだ美術館は開かない…
駅中の東京では見かけないチェーン店のベーカリー&カフェなお店で待機。
外はあられが吹雪いている、気温は2度。北陸〜
10時と開館の時間になり、金沢21世紀美術館にバスで移動。
今回の旅の目的のひとつ、大森よう子×マエダサチコの「不自由な夢」がギャラリー内で展示されているので見に行く。

   

お二方の世界観が色濃く出ている。
中世ヨーロッパ辺りの貴族の、大きな棺のようにも見えて…
アイテムはかわいいのに、なにか物悲しい…。全てがアンティークな質感に見える。
でも素晴らしい展示で感動。

オープンしてからずっと見に来たかった美術館なので、音声ガイドをレンタルして
ゆっくり館内の常設展示を見た。
ダミアン・ハーストの作品をやっと肉眼でみることが出来た!
ピンクの大きいハートにちょうちょが寄ってきているような、ハートにべったり貼り付けられてしまっているような…解釈すればするほど現代アートは深まって面白いのが魅力。
アルゼンチン出身のLeandro Erlich(レアンドロ・エルリッヒ)『スイミング・プール』はやっぱりこの面白い発想のアート。
 
実際プールの底に立ってみると、潜っていて息苦しい気分になるような、不思議な気持ちになるアート。
 
James Turrell(ジェームズ・タレル)「タレルの部屋」では、天井が額縁の役目をしていて、見上げると空がアートになる。

私以外に人がいない空間だったので、ゆっくりと「タレルの部屋」で金沢の空と流れ行く雲を見てぽけーっと。
一人旅ってなんて贅沢なんだろうか、と思った瞬間。
さて小腹も空いてきて、館内のカフェではパレットの形したお皿に、自分の食べたい食事を盛り付けてゆくビュッフェを。美術館でパレットのお皿!発想がなんておしゃれなんだろう!席もまだ時間が早くお客さんがまだ居ないおかげで一番見晴らしの良い席に通されてうきうきランチ。
 
 

さて、まだまだ旅は続くのです…