大友さんと「the thing」

新宿のPITINNに北欧からやってきた「the thing」&大友良英さんのフリーセッション。ゲストは山下洋輔さんという、豪華なライブを見に行きました。

即興でフリージャズ。特にメロディーがあるわけではなくただただ、音を出してる感じなのですが…技がそれぞれ出るわ出るわ。とっても刺激的。本物だ!この方たちは!と感動。

久々に聴く大友さんのノイズギターは、ノイズなのにいい音。


私の音楽のジャンルの嗜好は結構幅広く。どちらかというと歌よりもインストのものが好きな傾向にあるような。
特に日本語の歌詞は耳にしっかりと入ってきてしまう分、凄く好きなものとそうでないものと分かれる気がします。
一時期、ノイズにはまった時期があるのですが色々聞いてみて発見したのは心地よいノイズと気持ちよくなれないノイズがあるということ。大友さんのノイズは心地よいし面白いからスゴイ。

そんな大友さんが手がけた数々の中国系の映画のサントラ(コレはノイズではない)は、曲調が素晴らしく美しく、注目し始めJAMJAM日記をブログで毎日チェックして…そんなきっかけで大友さん参加作品は色々チェックするように。DCPRGを聴くきっかけでもあったし、そして夫との出会うきっかけにも繋がったりと…。大友さんは私の中ではとても重要な人物なんですね。いつの間に。


今公開中の映画の「色即ぜねれいしょん」の音楽も手がけているので、そんな理由で映画が気になってきたり・

久々に大友さんの演奏は極めていて、本物でした。「the thing」を見たのは2度目でしたが、
サックスのマッツ・グスタフソン凶暴なプレイ、凄かった!「SONIC YOUTH」と一緒にツアー回るだけあるというか、面白い。
ポール・ニールセンラブもかっこいい間の取り方と素早いビートのドラム。面白かった。
やっぱり本物の演奏はいい!刺激的な夜でした。